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院内勉強会(1) 肩関節周辺組織のケア

院内勉強会(1) 肩関節周辺組織のケア
肩関節の手技療法に対する勉強会を行いました。
少し前になりますが、スポーツ整形にてリハビリ業務などにも従事していた院長から、肩関節周辺の筋に対する手技療法の講習が行われました。
解剖としての筋の走行や関節の運動の確認から、実施としてお互いの身体を使いながら、技術を一つ一つシェアしてもらいました。同じ筋でも、内側や外側・関節付近などによって角度を変えて刺激を入れる必要があったり、まだまだ一つのストレッチだとしても工夫する余地は沢山あるんだと思いました。

リハビリの技術は5年10年経つと大きく変化・進歩するため、定期的にキャッチアップして、アップデートすることが必要です。
しかし中には、20年前のままのリハビリの常識で教えられたエクササイズを一生懸命やって、かえって悪化させて当院に来院される患者さんも多々いらっしゃいます。
関節のどこかに異常があったとしても、自己流や「テレビで効く言っていたから」で行うのではなく、しっかりとした診断・状態の把握を受けてから行うことをお勧めいたします。

※施術の前に自分の関節の可動域を確認したら、意外にもまっすぐ上まで肩が上がっていないことに気づき愕然しました!やはり「自分は健康」「痛くないから大丈夫」の感覚では見落としてしまうんだなと実感しました。
もちろん講習が終わった後にはしっかり真上まであがるようになりました。
定期的なケア、大事ですね。