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当院の施術の考え方 体質改善

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オスグッド・シュラッター病の施術/ケアの考え方 vol1 後半
■当院でのオスグッドの施術

初期(炎症期)〜中期(回復期)の施術


●患部への施術が中心


【超音波治療】

当院の超音波治療器は通常の刺激(疼痛緩和・血行促進の目的)以外に、病院等で骨折の治癒を促進させる目的で使用する低出力パルスを搭載しており、靭帯損傷や肉離れなどの消炎・鎮痛・組織の修復過程を促進し、あらゆる外傷に対応しております



【四頭筋のケア】


横断マッサージという手技を中心に、四頭筋(必要であれば拮抗筋や並走する筋も)の緊張緩和や疲労の回復を促します。その後、痛みが引き次第、こんどは筋の強さを引き出すためにも、筋肉の滑走性(スムーズに動く)を意識した機能的マッサージや追加します。
【テーピング】

日常生活だけでなく、運動開始した際に四頭筋の腱に負担がかからない様にテーピングします。また、痛みや障害の強さによっては膝下〜足元まで含めて膝に負担がかからない様なテーピングも追加し、ご自宅でも負けるように指導いたします。

 



中期(回復期)〜後期(予防期)



●原因改善のための施術


・ケアを追加 患部への施術を継続しながらも、以下の様に障害が起こる背景にもアプローチしてゆきます。

・拮抗筋の柔軟性を確保するストレッチや、強化するエクササイズの指導 ・骨盤の傾きを改善する整体や、自宅で出来るエクササイズの指導



体幹コアの腹斜筋や、骨盤をコントロールするエクササイズ


↑体幹のスイッチが入り骨盤が安定すると膝の負担が減る
・下腿の捻じれや足のアーチを改善するエクササイズやストレッチの指導


■あきらめないで一緒にケアしてゆきましょう!

上記でご紹介したように、オスグッドは年齢や条件に左右されやすく治りにくいものではありますが、その条件の中にあっても出来ることはまだまだございます!みなみ鍼灸接骨院は、皆様と一緒に「こうだったとしても、こうできる!」を探して、スポーツを思いっきり楽しむご縁となってゆきたいと思っています。オスグッドでお悩みの方は気軽にご相談ください!

オスグッド・シュラッダー病の施術/ケアの考え方 Vol1 前半
【痛みを取るだけでなく、次の障害を予防するまでケアする施術】
●オスグッドとは何?
オスグッド病は、ジャンプ動作や走ってからのストップ動作が多いスポーツを行っている、成長期の子供や若者に多く見られる膝の痛みを引き起こす状態です。この病気は、主に大腿四頭筋の腱が膝の骨に付着する部分に過剰な負担がかかることから生じます。オスグッド病の患者さんは、通常、強い痛みや腫れを感じ、運動や活動に制限が出ることがあります。


●繰り返すことが多く、休んでばかり・・
特に大変なのは、一度治れば終わりではなく、運動するたびに痛みが再発し、症状がひどくなってしまうケースが多く、大会が近かったりレギュラー争いなど含めて練習を休みたくない若い選手にとって、また施術家や指導者にとっても悩ましいスポーツ障害の一つです。



通常、オスグッドが治りにくい原因としては以下のようなものがあります。
・大腿四頭筋の過緊張ー柔軟性の低下
・年齢的に軟骨に負担がかかりやすい
・上記に比して負担の大きい動きが多いスポーツを行っている
この診断、状況把握だけで、治療方針を考える時、どうしても安静するしか手が無くなってきます。なぜならすぐには変えられない条件ばかりだからです。

■当院のオスグッドに対する考え方/評価の流れ
当院では、患部の現状把握〜ケアはもちろん徹底して行いますが、プラスして 「なぜそうなったのか」原因にスポットを当て「そうならないための身体作り」予防をするところまで大切にしています。
●評価(患部の評価)虫眼鏡
評価としては、患部―オスグッドの状態把握(炎症や変形の進行)と、タイプの把握(細かくはVol2でご紹介)、四頭筋の状態、年齢(年齢によって骨の形成状態が変わり・図C、障害の質も変わります)や日常生活の運動量・膝の負担が多い動作をしているかの確認などを行います。


図C

●評価2(原因、背景を含めて考察)鳥の目
そして、同時に何故そうなったかの背景も含めて考察します。
当院が考えるオスグッドの原因は、上記の要因に加えて、
・拮抗筋であるハムストリングスのコンディション
・骨盤の動きや体幹の強度の低下(下行性の原因) 図D1.
・足部や下腿のアライメントの崩れ(上行性の原因)※詳しくはVol2で
これらを探りながら、現状の痛みがどのようにして発生しているのかを評価し施術に組み入れてゆきます。

例)図D1:骨盤の後方回旋と膝の負担の関係の図


スクワットやランジ動作(片足で踏ん張る時など)の際に骨盤が後方に回旋すると、膝が前方に誘導されやすい。
それを抵抗するために膝関節を伸ばそうとして四頭筋に力が入り、結果膝の負担が増長する。

つづく・・・
(次に実際の施術内容をご紹介します。)

#久喜市オスグッドシュラッター病
#久喜市膝の痛みの治療
#埼玉県膝の痛み
春から梅雨の体調変化にご注意を!
春は、気圧や気温の変化が大きく、一年の中でも体調不良になる方が多い季節です。
中でも自律神経への影響は大きく、身体がだるい、#イライラする #顔の火照り #耳鳴り #頭が重い 等から始まり、
#起立性低血圧 などのフラつきや、意外にも#胃腸の冷え が出たり、#肩がこる ようになったりします。
また、東洋医学的には身体の中に閉じ込めていた不調や熱が表に現れやすくなる季節でもあります。


その不調をそのままにして梅雨に入ると、図で示したように症状が更に強く、または変化して出てくる場合があったり、梅雨の辛さが強くでる可能性があります。

☆☆鍵は「自律神経」と「胃腸」を整えること。


よく、「#自律神経を整える」と謳う施術やサプリなどもありますが、同じ風でも喉が痛むのと咳がのとでは違う薬が必要なように、自律神経も、交感神経か副交感神経がどのように乱れ(過剰に興奮しているのか、それとも働いていないのか)を知り、それらを押し上げるのか、抑制するのかを分けて刺激することはとても重要です。
※伝統医療などの身体全体の包括的な刺激を否定するものではありません。


当院では、学会などの研究でも利用される機器と専門ソフトを利用し、その自律神経の不調を数値として丁寧に分析し、また東洋医学的診断と合わせながらお身体にどのようなトラブルが起こっているのかをチェックしてゆきます。

☆☆はり灸がおすすめ☆☆


自律神経がどのように不調を起こしているのかが分かったら、それを補う刺激をはり灸で入れてゆきます。
交感神経はそのままで副交感神経だけ持ち上げてゆきたいのか、
交感神経は少し抑制して、副交感神経を持ち上げたいのか、
両方持ち上げたいのか
これらすべての逆のパターンもあります。それぞれ刺激の仕方は変わってきます。

★胃腸を整えるにはお灸がおすすめ
ただ、お灸が苦手な方もおられますので、その場合は皮膚から離してお灸するやり方や、ホットストーンで代用して温めることも可能です。
心地よくて寝てしまう方も多いです。


是非、梅雨や夏バテ予防にもつながる今の体調不良を見逃さず、また今は元気でも毎年梅雨に辛くなる方なども、今から整えてゆくことをおすすめいたします。

本格的に寒くなる前に!冷え性予防
あなたの冷えは何の冷え??
・手足だけが冷える
・下半身だけ冷える
・お腹が冷える
・全身が冷える

冷えは、その原因によって、対象法は変わってきます。
もちろん上記以外にも、首の後ろだけ冷える、片足だけ冷える、などその原因の種類もたくさんあります。

冷えの背景にあるものをしっかり読み取って対処することが必要になってきます。
手足だけ冷える方は自律神経、とくに交感神経の影響が強い方が多く、半身が冷えやすい人は座りっぱなしなどで鼠径部や臀部周りの血流や動きが少ない方に多いです。
お腹の冷え・全身の冷えに関しては、胃腸の冷え、下腹部の冷え(婦人科・泌尿器科)、代謝障害、筋力不足などその方の体質的な問題があり、改善に時間を要します。
片足だけ冷える、片手だけ冷えるという方は、頚椎やそのサイドを支配している神経のトラブルの可能性もあります。

自分の冷えが何からきているのか気になる方はぜひ施術スタッフまでお尋ねください。(実費治療のみ対応)

★セルフ灸 ※お腹の冷えが気になる方、低体温の方
身体の元気・代謝UP、下腹部の冷えに「関元」「気海」
お臍から指4本、指2本したに移動した場所周辺にホッカイロを30分ほど貼ってみてください。
鍼灸治療ではホットストーンや棒灸などで施術した後、ご自分でもできるように指導いたします。
また、腸の動きも身体全体の冷えに影響しますので、ホットストーンを使った腸のケアなどもいたします。

★自律神経Check ※低体温、手足だけ冷える方
当院では、簡易的なアプリなどではなく、研究論文にも利用される精度の高い解析ソフトを利用して、自律神経をチェックしております。
無料で体験いただけますので、ご希望の方はスタッフまでお声掛けください。

低体温については過去のブログもご参考ください!
https://livedoor.blogcms.jp/blog/minamishinkyu/article/edit?id=51688877