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顎周りのトラブルのケアについて その2

顎周りのトラブルのケアについて その2
顎周りのトラブルのケアについて その2です。
その1をご覧になられていない方は、一般的な顎関節症についてご紹介しておりますので先にお読みください。

●当院ではどう評価するか
◇患部を確認
・先ずは顎関節からの影響で痛みや違和感が出ているのか、動きや痛みの場所などを確認します。
痛みが顎あたりでも、関連痛やトリガーポイントと言って、違う場所の痛みが反映していることもあるからです。
それら顎関節症とは違う原因の痛みを除外して、顎にどのようなトラブルが起こっているのかをみてゆきます。

◇姿勢と顎関節の関係からも評価〜
顎関節に負担がかかる背景として、上記の直接的な原因の他に、頸のバランスと顎の位置の問題、左右の歪みの原因となる顎関節の周囲の筋肉の緊張があります。
・例えば頸椎が真っ直ぐ(ストレートネック)になっている方の場合、下顎骨(下のあご)が上顎骨(上あご)より後方に引いて噛むことが多く、顎二腹筋、肩甲挙筋が緊張していることが多いです。そして奥歯で噛むようになります。この場合上下の歯の接触が多くなります。
・頸椎の前弯(前側へのカーブ)が強くなっている方の場合、下顎骨が上顎骨より前方に出て噛んでいることが多く、前の歯で噛むことが多くなります。

◇自律神経から評価
当院では例えばこのように頸椎と顎の関節の動き、そしてその頸椎に影響を与えている姿勢、身体の歪みからくる筋膜の異常(例えばお腹や足の筋膜の捻じれが、顎に影響を与えていることもある)なども含め、身体全体が発する信号として顎関節症をとらえています。

●当院での顎関節ケア
・上記で分かった姿勢や自律神経などの影響があった場合は、実費治療で鍼や整体、自律神経ケアのための電気療法などがございます。
・顎関節症や、それに関連する骨格筋のトラブルの場合、オプションでの顎関節・むくみケアコースがございます。
咬筋と言われる噛む動作に必要な筋や筋膜を一つ一つ丁寧にケアしてゆきます。
関節軟骨や関節包のマニピュレーションと言った正しいポジションに戻す手技や、緊張を取るための関節牽引、むくみケアとしての唾液腺のケアなど、症状に合わせておこなってゆきます。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。